リサイクルされる過程、その流れ等を理解した上で興味がわくのは、リサイクルされた自動車がどのようなものに生まれ変わっているのであろうか、ということであろう。

 廃車された車は解体業者等を通じて解体作業に入る。エンジンやボンネット等は取り外され、中古の部品としてリユースされる。
鉄などの金属は素材としてリサイクルされるなど、全体の約80パーセントがリサイクルされている。残り20パーセントはシュレッダーダストとして処分されているが、これに関しても現在は各自動車メーカーや輸入業者がリサイクルに取り組むことになっている。
2015年までには全体の95パーセントをリサイクルしてゆくことを目標としている。

 自動車の部品がリサイクル後、どのようなものに生まれ変わっているのかを見てみよう。エンジンは鉄とアルミに分解され、一般の鉄製品やアルミ製品に生まれ変わる。ボンネットも同様に鉄製品や自動車の部品に生まれ変わる。
ウィンドウ部分はグラスウールに、シートは発砲ウレタンと繊維に分解され、自動車の防音材として生まれ変わる。

 タイヤはゴムとしてセメント原燃料に、バンパーは樹脂として内外装部品や工具箱に、それぞれリサイクルされているのである。